昭和37年釧路JCに拡大委員会が設置され、根室JC設立のため何回かの会合がもたれ、6月10日設立総会、10月21日42名のメンバーで承認証伝達式が行われ、全国216番目のJCとして、根室JCが正式に誕生しました。

 1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。
 共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに各地に次々と青年会議所が誕生。1951年には全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。
 日本JC設立以来、現在まで56年、その間日本JCは急速な拡大をみました。現在では日本に714の各地青年会議所(Local Organization Member:略してLOM)があり、 その個人会員数は約43,000名に達しました。三つの信条のもと、よりよい社会づくりをめざし、ボランティアやまちづくりから、行政改革、地方分権など の社会的課題に積極的に取り組んでいます。さらには、国際青年会議所(JCI)のメンバーとして各国の青年会議所と連携し、世界を舞台として、さまざまな 活動を展開しています。

 青年会議所には、品格ある青年であれば、個人の意志によって入会できますが、20歳から40歳までという年齢制限を設けています。これは青年会議所が、青 年の真摯な情熱を結集し社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。会員は40歳を超えると現役を退かなくてはなりません。この年齢 制限は青年会議所最大の特性であり、常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。
 各青年会議所の理事長をはじめ、すべての任期は1年に限られます。会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、豊富な実践経験を積むことができ、自己修練の成果を個々の活動にフィードバックさせていけます。
 青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、OBも含め各界で社会に貢献しています。たとえば国会議員をはじめ、知事、市長、地方議員などの人材を輩出、日本のリーダーとして活躍中です。

 青年会議所は活動の基本を「修練」「奉仕」「友情」におき、会員は「明るい豊かな社会を築き上げる」ことを共通の理想としています。また、会員相互の啓発と交流をはかり、公共心を養いながら、地域との協働により社会の発展に貢献することを目的としています。

 JC運動の主体は常に 「地域」です。
全国のメンバーが、自らが暮らすそれぞれの地域から、国を考え、世界を見つめています。

The Creed of Junior Chamber International


We Believe:


That faith in God gives meaning and purpose to human life;
That the brotherhood of man transcends the sovereignty of nations;
That economic justice can best be won by free men through free enterprise;
That government should be of laws rather than of men;
That earth's great treasure lies in human personality; and
That service to humanity is the best work of life.


我々はかく信じる;
信仰は人生に意義と目的を与え
人類の同胞愛は国家の主権を超越し
正しい経済の発展は自由経済社会を通じて最もよく達成され
政治は人によって左右されず法によって運営さるべきものであり
人間の個性はこの世の至宝であり
人類への奉仕が人生最善の仕事である

JCI Mission:
"To provide development opportunities that empower
young people to create positive change."


JCIミッション:
より良い変化をもたらす力を青年に与えるために
発展・成長の機会を提供すること。

JCI Vision:
“To be the leading global network of
young active citizens.”


JCIビジョン:
若き能動的市民の主導的なグローバル・
ネットワークになること。

日本の青年会議所は
混沌という未知の可能性を切り拓き
個人の自立性と社会の公共性が
生き生きと協和する確かな時代を築くために
率先して行動することを宣言する。

われわれJAYCEEは
社会的・国家的・国際的な責任を自覚し
志を同じうする者 相集い 力を合わせ
青年としての英知と勇気と情熱をもって
明るい豊かな社会を築き上げよう。

 1954年9月、JCの歌としては始めて誕生しました。岡山JCの松田基君の作詞に、同じく岡山JCの奥山勝太郎君が作曲されました。短い歌ではありますがJCの意欲をかきたてる歌として、例会の初めなどに愛唱されています。

JC JC JC
世界を結ぶ 若き団結
新しき世紀の 希望となりて
永遠に繁栄えん
我等の集い


JC JC JC
奉仕の理想 探求めつつ
祖国の進歩の 力となりて
先駆けゆかん

我等の集い


 1956年10月、作曲家、入野義朗氏の作詞・作曲で発表されたもので、絶えず明日に向かって仲間と共に前進する行進曲風の曲で今日まで、例会の終りはもちろんいろいろな場面でいつもJCメンバーに愛唱されています。

若い我等が 手を取り合って
進む行く手の 青い空に
輝くJC 明るい希望
足なみをそろえて 行こうじゃないか


世界を結ぶ 若さの力
互に尽くす 楽しさこそ
JCの理想だ 新しい日だ
足なみをそろえて 行こうじゃないか


若い我等の 心を集め
つくる集いに 未来をかけて
JCの仲間は 皆信じあう
足なみをそろえて 行こうじゃないか